歩くこと

5月26日(手術から12日後)に手術後初めて人の手助けを借りて、ベッドから車椅子に乗り移りました。

6月3日(手術から20日後)には歩行器を使いリハビリの先生3人に支えられ、なんとか10mを歩きました。

まだ体幹部分(腹筋や背筋)もグニャグニャで力が入っていなくて、歩いたというよりは「歩かさせてもらった」に近く、ほとんどがリハビリの先生に支えてもらっている感じでした。

手術後の初歩行がこのような感じだったので、

「こんなんで本当に歩けるようになるのか?」

と思うと同時に、

「これからどんどん歩く練習をしなければ・・・」とも思いました。

ちなみに僕がリハビリで使った歩行器は、使う患者の身長にあわせて高さを変えられるタイプだったので、だいたい肘ぐらいの高さにして使っていました。

僕は身長が180センチくらいあるので、病院に置いてある物の中では一番高い設定です。歩行器にはキャスターが4つ付いていて、それらのちょうど真ん中に立って、バーに掴まりながら押して歩く形になります。

リハビリ病院に移り、手術から約80日後には、

「もう車椅子は無くても大丈夫、あると頼ってしまう」

とリハビリの先生に言われ、車椅子を取り上げられ完全に歩行器のみになりました。

当時の僕は車椅子が無くなり不安でしたが、今では車椅子を取り上げてくれたことを感謝していますし、もっと早く車椅子を卒業しても良かったのではないかと思うほどです。

さらにそれから1ヶ月半後(手術から約120日後)には、ついに歩行器を卒業し、杖を使って歩くようになりました。

そして手術から約180日後にリハビリ病院を退院。

その時点で自宅から最寄りの駅までみたところ、だいたい30分ぐらいの所要時間でした。

自宅から最寄り駅までは平均的な人なら8分ぐらい、手術前の僕は歩くのが速い方だったので、約6分で歩いていました。

それなのに30分もかかって駅にたどり着き、体力的にもヘトヘトになってしまう自分がとても悲しかったのを覚えています。

ただ、手術から1年後には駅まで25分、2年後には15分とだんだん速くなり、疲れにくくもなってきました。

今でもふらつきや左足に体重を乗せられないといったような不都合はありますが、股関節などはかなりスムーズに動かせるようになってきているように感じます。

ただ、元々は6分で歩いていたところなので、今の歩行速度には満足していませんし、集中していないと歩く速度が保てないことも改善していかなくてはなりません。

スムーズに歩けないことで、目の前で信号が赤に変わってしまう、乗れそうな電車の扉が目の前で閉まってしまうというような経験をするのは悔しいものです。

手術後2年以上たった今も杖は手放せていませんが、フラフラしながらも杖なしで外を歩いたりすることも出来るようにはなってきました。

人にぶつかったり、手すりのない階段があったりもするので、そのための備えとして杖を持っているという感じです。

いずれは杖を持たずに歩いたり走ったり出来るようになるでしょう。

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