しゃべること

脳を手術したことによる影響は、いわゆる運動神経に関わる部分だけでなく、しゃべることにも及んでいました。

最初はろれつが回らないというか、抑揚がない話し方をしていたらしく、僕としては一生懸命話しているつもりでも、周りの人にはかなり聞き取りにくかったようです。

あと、今までに使っていなかった部分の脳を働かせているためか、長く話すと疲れてきてさらにろれつが回らないという症状が出ていました。

“もっと話したい、もっとうまく伝えたい”という気持ちだけはあるのですが、だんだん疲れてくると僕の言葉はさらに聞き取りにくくなるようで、聞き返されることも度々ありました。

その後は言語聴覚士(ST)さんのリハビリをうけたことにより、手術して1年たった頃には、普通の会話には支障がないレベルまで回復しました。

ただ、自分自身の感覚としては手術後2年以上たっても、まだ一生懸命話さなければうまくしゃべれない感じがします。

特に長く話したり、喉がちょっと渇いていたり、会議などで何かを説明しようとすると、息苦しくなってしまい、スムーズに話し続けることが出来ないのです。

特に電話だと言葉だけでコミュニケーションを取らなければならないので、うまく話せなかったらどうしよう、とプレッシャーを感じます。

そんな風にまだまだ完全回復とは言えない状態なのですが、少なくとも周りの人から見れば、もう違和感はなく普通にしゃべっているように聞こえているようです。

今も徐々に良くなってきている実感はあるので、いずれはまた手術する以前と同じように話せるようになることでしょう。

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