飲み込むこと

僕の手術の影響は手足や目などだけではなく、物を飲み込む「嚥下」という行為にも影響していました。

とくに初めのうちは普通の液体が飲み込めず、ちゃんと飲み込めたのはとろみのついた物だけでした。

ジュースやお茶のように、粘性のない飲み物を飲み込もうとすると、気道が閉じるのが間に合わないせいか、どうしても気管に入ってむせてしまうのです。

喉が渇いた時に口の中を湿らすためのうがいだけは許されていましたが、我慢できずにちょっとだけ飲んでしまったりすると、むせ込んでしばらく咳が止まりません。

液体が飲み込めないときは、お見舞いに持ってきてもらったゼリーがとても美味しかったのを覚えています。

固形物もお米のように粒になっているものは飲み込みにくいので、お粥をよりすりつぶした三分粥やとろみを付けた味噌汁などを食べていました。

とろみのついた食事は、見た目こそ多少違いがあるものの、実際に食べてみるとどれも同じような食感で、とても美味しいとは言えません。

しかし、体を回復させるには栄養を摂らなければいけないので、何とか少しでも食べるようにしていました。

参考までに、手術から普通の食事を摂れるまでの経過を、時系列に書きとめておこうと思います。

6月6日(手術から23日後)

食事が一段階あがってお粥につぶつぶが入るようになった。

6月11日(手術から28日後)

ジュース(液体)が飲めて、食事も柔らか目のご飯だが普通食になった。

6月17日(手術から34日後)

ご飯の硬さも普通になり完全に普通食になった。

ところで、飲み込むこととはちょっと違うかもしれませんが、手術後1年ぐらいは口のしまりも悪かったようで、何か食べているときに笑ったりすると、口の中のものを吹き出してしまうことがよくありました。

また、うがいをするときに口の左側からピューと水がでてしまったり、ジャムのついたパンを食べたときに、口の左側にジャムがくっついていたりしたこともありました。

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