リハビリの内容と進化

手術した病院でのリハビリ時間は、理学療法・作業療法・言語聴覚の三つを合わせたトータルで、約1時間半ぐらいだったと思います。

もちろん初期の段階ではもっと時間は短かったのですが、徐々に長くなっていき、転院前にはそれくらいのペースになりました。

そして、リハビリ病院に転院してからのリハビリの時間は、だいたい倍くらい。

午前1時間半、午後1時間半の約3時間ぐらいといったところです。

主な内容としては

理学療法では、まずは特に歩行が出来るようにと、リハビリ用の大きめのベッドで左手と左足に力が入るように練習したり、理学療法士が抵抗を加えながら足を動かす訓練をしたり、平行棒で歩行の訓練をしたりというような事を行いました。

リハビリ病院の庭には、一周200メートルの周遊コースがあり、そのコースの中には、乗り降りの練習のための車や、踏み切りに似せたもの、バスに似せた乗り降りの練習になる設備などが配置されています。

その他にも砂利道を歩いたり、段差の上り下りをしたりといった訓練を、杖をつきながら毎日行っていました。

作業療法でも、理学療法と同じように歩行出来るようにするための訓練が組み込まれていたり、立ち上がる時の訓練もしました。

例えば椅子から物につかまらずに立つには、頭の重心をどこに持っていけば楽にたてるか?というような訓練です。

その他には、左手で積み木を高く積んでいったり、ヒモを結ぶ練習をしたりするのが作業療法の内容でした。

言語聴覚に関するリハビリでは、ことわざやチョットしたコラムを音読する練習をしました。

僕は特に“さ行”が苦手だったので“さしすせそ”を発音するような文章を繰り返し読むようにしました。

最初は目が斜視になっている影響もあって、大きな文字なのに改行すると次にどこから読み出すかを見失うことが多かったことに苦労したのを覚えています。

ただ、何より良い訓練になったのは、何と言っても人とたくさん話をしたことです。

言葉の抑揚(強弱)がハッキリしていなかったので、人と話すときはそれを意識してしゃべるように訓練しました。

言語聴覚には嚥下(物を飲み込むこと)の訓練もあったのですが、僕の場合はリハビリ病院に移った時点で飲食に不自由は無かったので、この訓練を受ける必要はありませんでした。

最初にリハビリテーション病院に転院したときの僕は、ベッドから車椅子にやっと自力で乗り移れるレベルでした。

例えば夜にトイレに行くことはまだ看護師さんの同行が必要な状態です。

しかしリハビリを続け、転院から約1ヶ月半後には車椅子から完全に歩行器で歩けるようになりました。

さらにそれから1ヶ月半後、手術から約4ヶ月後には歩行器から杖になり、座ってしていたおしっこも、立って出来るようになりました。

椅子があればお風呂の着替えも一人で出来るようになりましたが、風呂場への出入りに関しては滑って転ぶといけないので、看護師さんの介助が必要でした。

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