身体障害者手帳について

リハビリテーション病院では、月に一度の面談があります。

面談は患者本人と患者の家族、そしてリハビリテーション病院の医師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、看護師、事務員で行われ、現在の状況やこれからの予定についての説明、そして患者側からの質問についての受け答え等が主な内容です。

リハビリテーション病院に転院してから2ヶ月ぐらいたったときの面談で、初めて事務員の方から、身体障害者手帳についての話を切りだされました。

言い方は悪いかも知れませんが、僕はその説明を聞いたとき、

「こいつ何言ってるの?俺は障害者じゃないよ!」

という腹立たしい思いと同時に、言いようのない悲しみに襲われたのです。

その時は医師から「いま治ろうとして頑張っている人に対して、まだその話は早いんじゃないですか?」という意見があり、話はうち切られることになりました。

今考えても、治ろうとしている過程であるその時の僕に対して、身体障害者手帳の話をするのはまだ早かったと思います。

ただ、なるべく早いうちに身体障害者手帳の申請をしておくと、福利厚生施設の利用が安くなったり、減税や免税の措置が受けられたりするので、早く申請しておいたほうが良かったのも確かです。

しかも、身体障害者手帳というのは、あくまでもその時点での体の状態によって発行されるものですから、良くなった時点で返してもいいのです。

だから冷静に考えれば、今は逆に早く申請しておけば良かったとさえ思っています。

身体障害者手帳の申請をするには、まずリハビリスタッフの検査が必要で、どんなことがどれくらい出来る(できないか)ということによって等級が決まります。

結局僕はリハビリテーション病院を退院する間際にリハビリスタッフに検査してもらい、退院してから約一ヶ月後に市役所から身体障害者手帳を受け取りました。

身体障害者手帳は都道府県によって外観は違うが大きさは定期入れサイズ。

その中身は、本人を証明するための自分の写真や等級が書かれたページと、制度についての注意事項が10ページぐらい、あとは県内にある福祉課(支援課)の一覧表が8ページほどという構成になっています。

ちなみに僕の等級は4級第2種で、左上肢(主に左手)が7級で軽度な機能障害にあたり、左下肢(主に左足で体幹も含む)が4級で著しい障害ということでした。

総合的な等級は二つの障害を併せて決められますが、僕の場合7級は軽度だったため、機能が悪い左下肢のほうの数字が採用され4級になりました。

第1種か第2種という区分は、障害の種類や障害の重さによって決められる数値でこちらの方は第2種ということになりました。

※当サイトへのリンクを歓迎いたします。
(管理人へのご連絡は不要です)
PAGE TOP