お腹が痛い

大部屋に移ってからしばらくした時のことです。

はじめは良かったのですが、だんだんとお腹が痛くなってきました。

最初は大した痛みではなかったので、不安に思いながらも放っておいたのですが、不定期にしくしくと痛みが発生していました。

僕自身は、腹痛の原因については全く心当たりがなかったのですが、この時点で看護師さんには大体の見当がついていたようです。

お腹の痛みはだんだんひどくなり、結局検査のためにCTスキャンを撮ることに。

結果として、僕の腹痛の原因は腸に便が溜まったこと、つまり便秘であることがわかりました。

その時点で便が出ていない期間は2日くらい、手術前の僕は毎日便通があったので確かに出が悪くはなっていたのですが、それは食事の量が少ないせいだと思っていたのです。

そもそも便秘症の人はもっと何日も出ないことがあるそうなのに、2日くらいで本当に腹痛が起こるほどの便秘になるんだろうか・・・と訝ってはみたものの、CTにしっかりと便が写っている以上、認めないわけにはいきません。

さらに、その時点でお腹の痛みはすでに「激痛」と言えるくらいになっていたので、看護師さんに浣腸をしてもらうことになりました。

しかしその時点の僕は、まだ体の自由がきかなかったため、自力ではきちんと便座に座ることも、お尻の筋肉に力を入れて踏ん張ることもできない状態。

仕方なく、看護師さんにお尻から便をかき出してもらうことになったのです。

これは泣きたいくらいの屈辱で、実際に僕はずっと泣き言を言っていたのですが、

「お子さんを大学まで行かせないといけないんだから頑張りなさい」

と言われながらひたすら耐えていました。

でも、考えて見れば看護師さんは僕の何倍も大変だったと思います。

職業とはいえ、今でも偉いなぁと尊敬することしきりです。

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